2015/09

[Book]

種田陽平 初の児童書『ステラと未来』

映画的なアクションを排し、静的な設定を意識しました。また、映画美術には、リアリティと背景の情報の多さが必要なのですが、絵から情報を極力削り取りました。僕が描いた世界も、言葉で綴られた物語も、とても静かなものです。ぜひ、このステラと未来の世界に一度訪れてください。
この本がみなさんの手元にずっと置かれて、ときどき読み返してもらえる本になったら、とても嬉しいです。—–種田陽平


美術監督・種田陽平が初の児童書『ステラと未来』を刊行。

『ステラと未来』は、あなたのもっている地図にはない国で生きる少女と少年の物語です。霧の中のタワーの349階に暮らし、「ママ」と呼ばれる養育ロボットに育てられている髪の長い少女。氷でできた薄暗い世界で、たくさんの「おとうさん」に育てられている少年。大人になるということが、独特の世界観で描かれます。

「わたしは、わたし以外の『だれか』に会いたい!」

「この中のだれでもいい、目を覚ましてぼくと話をしないかな。」

ふたりは、期せずして「ドーム」に乗り、湖に招かれます。そこで彼らを待っていたのは……。

三鷹の森ジブリ美術館の「小さなルーブル美術館展」、実写映画美術の技術でアニメーション映画の世界を三次元に建ち上げた「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」、また映画「思い出のマーニー」とその展覧会「思い出のマーニー×種田陽平展」、現在中国で大ヒット上映中の「モンスターハント〜捉妖記〜」などの仕事を通して、子ども向けの作品を作る楽しさを知り、経験値を高めてきたと語る種田陽平が、この本のために40点にのぼるイラストレーションを描き下ろしました。作家・野山伸のシンプルで、研ぎ澄まされた文章とのコラボレーションを、どうかご堪能ください。



公式サイトとyoutubeで「ステラと未来のガイドマップ」をご覧いただくことができます。 あわせてお楽しみください。
 『ステラと未来』公式サイト「ステラと未来のガイドマップ」
 youtube講談社チャンネル「ステラと未来のガイドマップ」
著者:原案・絵 種田陽平 文 野山 伸
発行:講談社
発売:2015年9月11日刊行 サイズ : A5判カラー128ページ 定価 : 1500円(税別) ISBN 978-4-06-219678-9

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