2022/01

[Stage]

ステージ『ミネオラ・ツインズ』


久しぶりのステージ美術です。新年に表参道で。

1950年代から89年までのニューヨーク郊外を、シンプルなステージと映像で表現しました 。—Yohei Taneda

「ミネオラ・ツインズ 〜六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ〜」

 作:ポーラ・ヴォーゲル 演出:藤田俊太郎

 出演:大原櫻子 矢嶋智人 小泉今日子他

2022年1月7日から31日まで スパイラルホールにて

詳しくはSIS Company 公式サイトをご覧ください。
 ミネオラ・ツインズ SIS Company

スクリーンショット 2022-01-04 午後1.45.42

2022/01

[Others]

新年のご挨拶を申し上げます。


皆さまのご健康、ご多幸を祈ります。

新しい年が充実の一年となりますように。—YOHTA-design

2019/10

[Film]

『アースクエイクバード』 東京国際映画祭


この映画はバブル経済が熟れきって崩壊寸前の日本が舞台です。英国人である監督は当時日本に留学していた経験があり、ヒロインと同じ異邦人としての視点が独自に定まっていました。僕がこの映画の美術に込めたかったのは、違和感を感じながら眺めていたあの時代の風景や仲間たちとのほろ苦い記憶でした。ヒロインが感じていたであろう、僕も確かに感じていたある種、ヒリヒリする痛みを思い出しながら、日常と非日常、それらが織りなすつづれおりのような映画美術を作ることを目指しました ーーー種田陽平



日本の文化に造詣が深く、日本語を自在に操るルーシー(アリシア・ヴィキャンデル)はある朝、殺人の容疑者として警察に連行される。友人であるリリー(ライリー・キーオ)が行方不明になり、彼女らしき死体が発見されたのだ。この2人の外国人女性の間にはミステリアスな日本人カメラマン禎司(小林直己)の存在があった。

三角関係、殺人、ダークな物語を通して、外国人女性の精神の彷徨がバブル経済末期の1989年の日本を舞台に繊細に描かれる本作『アースクエイクバード』は、ミステリー小説界において権威のある賞の1つ、英国推理作家協会賞の最優秀新人賞を受賞した、日本在住経験のあるイギリス人作家スザンヌ・ジョーンズによる同名ミステリー小説が原作です。

監督は『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド、製作総指揮はリドリー・スコット。映画館で上映後11月15日からNetflixで世界配信の予定。



監督 脚本: ウォッシュ・ウェストモアランド

製作総指揮:リドリー・スコット

プロデューサー: ケビン・J・ウォルシュ、マイケル・プルス、アン・ルアーク、ジョルジーナ・ポープ

キャスト: アリシア・ヴィキャンデル、ラリー・キーオ、小林直己

米国映画 NETFLIX オリジナル作品



ロンドン国際映画祭でワールドプレミア上映、

アジアンプレミアとして第32回東京国際映画祭 (特別招待作品 )の上映が決まっております。

詳細は、下記、公式サイトをご覧ください。
 10月10日(11日も上映) 『アースクエイクバード』ロンドン国際映画祭公式サイト
 10月29日『アースクエイクバード』東京国際映画祭公式サイト

11月15日からの配信につきましてはNETFLIX Japanの公式サイトをご確認ください。
 『アースクエイクバード』NETFLIX公式サイト

EARTHQUAKE BIRD (2019) EQB-9418.ARW

2019/07

[Others]

2019年7月13日開催 展覧会「合田佐和子展ー友人とともにー」に出品


美大を卒業して2年くらいたったある日、合田佐和子さんから「 陽平ちゃん、エジプトに行かない?」と誘われた。僕は二つ返事でツアーに参加。ナイル川上流のアスワンの砂を瓶に詰め持ち帰っていた。35年間しまっておいたその砂を使い「1984年の砂」を仕上げました。—種田陽平

「合田佐和子展ー友人とともにー」 
種田陽平、絵画作品を出品させていただきました。

合田佐和子さんは種田陽平に映画界への扉を開けてくださった画家です。種田がまだ武蔵野美術大学の学生だった頃、訪れた寺山修司監督の「上海異人娼館」の現場で絵を描いていた合田さんはものすごくカッコ良かったそうです。
そのときの映画づくりの雰囲気にすっかり魅せられた種田はそのまま、映画美術の仕事をするようになりました。

この機会に、合田佐和子さんの美しい作品をご堪能いただき、 種田の作品も見ていただけたら嬉しいです。


会場:みうらじろうギャラリー
会期:2019年7月13日(土)~28日(日)
12:00~19:00 月曜・火曜休(15日はオープン)
みうらじろうギャラリーのサイトにてご確認ください。
http://jiromiuragallery.com/exhibition/past/20190713SawakoGoda.html

合田佐和子展

2019/01

[Others]

あけましておめでとうございます。

今年は平成最後の年、新しい時代の幕開けとなります。

僕も新たな美術にギアを入れたい。

本年もどうぞよろしくお願いします。

種田陽平

新規ドキュメント 2019-01-06 09.37.30 2

2018/01

[Notification]

寒中お見舞い申し上げます

昨年から日本を離れて映画の仕事をおりますが、皆様、お元気ですか?

先日、久々に会った北京の仕事仲間の一人が、即興で、僕の名前の漢字四文字を昔の詩に入れ込んだ漢詩を作ってくれました。


種學績文

筆耕硯田

陽煦山立

天安地平

学びの種を蒔き英知を積み

日々才覚の田を耕す

陽光の如く皆を照らし

世に平穏をもたらす


実現はなかなか難しそうですが、この詩のように生きられたら良いなぁと思いました。
2018年もどうぞよろしくお願いします。

種田陽平

dav

2016/12

[Event]

2017年1月8日「山椒大夫」種田陽平トークショーつき上映


溝口映画の雄大な美術空間と増村映画の息詰まる密室性について話したいと思います。ぜひいらしてください。—–種田陽平


現在、溝口健二監督没後60年・増村保造監督没後30年特別企画「溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち」が開催されています。

開催中、溝口健二監督の傑作のひとつ、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した「山椒大夫」が美術監督種田陽平のトークショーつき上映となりました。

溝口健二監督、増村保造監督の豊饒にして堂々たる映画の俳優陣演じる生き生きとした登場人物たち。彼らが息づく世界を支えるのが、現在も国内外で評価高い美術監督たち、美術の仕事です。

この機会に、ぜひ、映画と種田のトークをお楽しみください。

詳しくは下記サイトを。会場にてお待ちしています。


溝口健二&増村保造映画祭「山椒大夫」種田陽平トークショーつき上映

会場:角川シネマ新宿

日時:2017年1月8日(日)10時から「山椒大夫」(出演:田中絹代 香川京子ほか)トークショーは上映後となります。


 「山椒大夫」種田陽平トークショーつき上映


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2016/08

[Film]

「モンスター・ハント」2016年8月6日(土)ロードショー


この映画はハッピーな気分に満ちている。こんなアジア発のファンタジー映画が存在することを、日本のお客さんに気づいてほしい。—–種田陽平


涙あり、笑いあり、アクションあり、冒険ありのエンターテインメント作品、『モンスター・ハント』がいよいよ日本で公開となります。

香港、米国から集結した『シュレック』『パイレーツ・オブ・カビリアン』のクリエーターたちとともに、日本から参加した種田陽平が長い時間をかけて創り上げた「妖怪と人間が共生する世界」。種田が初めて手がけたファンタジー映画となります。

ぜひ、劇場でお楽しみください。


劇場:シネマート新宿 シネマート心斎橋

主演: バイ・バイホー、ジン・ボーラン、エリック・ツァン、サンドラ・ン

監督: ラマン・ホイ

脚本: アラン・ユン 、ラマン・ホイi

撮影監督: アンソニー・パン

美術監督: 種田陽平

コスチューム・デザイナー: イー・チョン・マン

製作: Edko Films Limited


映画の情報はこちら
 映画.com『モンスター・ハント』

オリジナル予告篇はこちら
 『MONSTER HUNT~捉妖記』予告篇

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2016/03

[Others]

『ステラと未来』の世界がストールに!

       〜光と風と水と〜
2016TARA BLANKA×種田陽平『ステラと未来』

ファッションブランドTARA BLANCAと種田陽平のコラボレーションが実現しました。
昨年秋、講談社より出版された『ステラと未来』のために種田陽平が描いたイラストレーションとキャラクター、シュワウフメルデルカギルディナがストールになりました。繊細で美しい輝きのシルクに、光、風、そして水を感じられる種田陽平のイラストレーションがプリントされた逸品で、キャラクターの方は手刺繍で仕上げられております。
TARA BLANCA 直営店での販売の他、全国、百貨店での展開もございます。
詳しくは、TARA BLANCA公式ホームページにてご確認ください
 TARA BLANCA NEWS LETTER


展開日程
直営店:
青山店:2016年2月25日(木)〜3月31日(木)
六本木店:2016年2月29日(木)〜3月31日(木)
キラリト銀座店:2016年3月5日(木)〜4月5日(木)
百貨店:
JR京都伊勢丹2階:3月2日(水)~3月15日(火)
仙台三越1階:3月7日(月)~3月15日(火)
静岡伊勢丹1階:3月9日(水)~3月15日(火)
他、随時、TARA BLANCAホームページにてご案内。

ストール ステラと未来 アイキャッチ用画像

2016/03

[Exhibition]

「思い出のマーニー×種田陽平展」新潟県立近代美術館にて開幕

米国アカデミー賞長編アニメーション映画にノミネートされた
『思い出のマーニー』の世界を展示した「思い出のマーニー×種田陽平展」が 3月5日より「ジブリの大博覧会」とともに新潟県立近代美術館で始まりました。

この「思い出のマーニー×種田陽平展」は2014年夏、映画の公開を記念して江戸東京博物館で開催され、愛媛県、愛知県と巡回したものですが、最後となる新潟県立近代美術館で熟成した趣きがあります。
実写映画美術の技術を生かして三次元のセットに建てたマーニーの世界に、二次元の絵が飾られている類を見ない展示に加え、イメージボード、背景画に加え、作画監督や美術監督のデスクの再現など、スタジオジブリのアニメーション映画製作のエッセンスを詰め込んだ空間もお楽しみいただくことができます。
ぜひ、ご来場ください!


展覧会公式ホームページ
 スタジオジブリ『思い出のマーニー×種田陽平展 』
 TeNY『思い出のマーニー×種田陽平展 』
 新潟県立近代美術館『思い出のマーニー×種田陽平展 』


会期:2016年3月5日(土)〜5月15日(日)まで

会場:新潟県立近代美術館

新潟県立近代美術館思い出のマーニー

2015/12

[Publication]

「GOETHE」新連載開始「種田陽平が出会った仕事人たち」


「OK、素晴らしいテイクだ!」

 クエンティンが巨体を震わせながら叫ぶ。しかし、テイクはそこから10回以上重ねられた。

「OKなのに、まだやるのか?」

 そう思った矢先、クエンティンがまた大きな声を出す。

「なぜなら!」。その声に続いてスタッフが全員で叫んだ。

「僕らは映画づくりを愛しているから!」 ——-本文より

ハリウッドで「最高にクレージーな現場」と称されるクエンティン・タランティーノ監督との仕事に飛び込んだ美術監督、種田陽平。連載は、2014年12月、コロラド州、ロッキーマウンテンの雪の世界での『ヘイトフル・エイト』の撮影初日のエピソードから始まります。

連載にお目をお通し頂けますと嬉しいです!—–YOHTA-design

「男たちのもっとも過酷な日々 

 種田陽平が出会った仕事人たち」

Chapter 1 : クエンティン・タランティーノ

(Composition 金原由佳 Photograph 岡村昌宏)

「GOETHE」(幻冬舎))2016年2月号より

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2015/11

[Book]

「ステラと未来」電子書籍 発売開始

9月に講談社より発売された書籍『ステラと未来』がこのたび、電子書籍として発売開始となりました。

書店では児童書の棚に置かれていますが、amazonのカスタマーレビューなどでは、大人の読者のみなさまから高い評価を頂いているようです。

種田陽平の40点近いイラストレーションと硬質のテキストで紡ぎ出される未来の風景、ロボットに育てられた少女と少年、そして少年に寄り添う一頭の生き物。
ぜひ、電子版もお楽しみください。

 『ステラと未来』電子書籍


なお、公式サイトとyoutubeで「ステラと未来のガイドマップ」をご覧いただくことができます。 あわせてお楽しみください。

 『ステラと未来』公式サイト「ステラと未来のガイドマップ」

 youtube講談社チャンネル「ステラと未来のガイドマップ」


著者:原案・絵 種田陽平 文 野山 伸
発行:講談社
発売:2015年9月11日刊行 サイズ : A5判カラー128ページ 定価 : 1500円(税別) ISBN 978-4-06-219678-9

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2015/09

[Book]

種田陽平 初の児童書『ステラと未来』

映画的なアクションを排し、静的な設定を意識しました。また、映画美術には、リアリティと背景の情報の多さが必要なのですが、絵から情報を極力削り取りました。僕が描いた世界も、言葉で綴られた物語も、とても静かなものです。ぜひ、このステラと未来の世界に一度訪れてください。
この本がみなさんの手元にずっと置かれて、ときどき読み返してもらえる本になったら、とても嬉しいです。—–種田陽平


美術監督・種田陽平が初の児童書『ステラと未来』を刊行。

『ステラと未来』は、あなたのもっている地図にはない国で生きる少女と少年の物語です。霧の中のタワーの349階に暮らし、「ママ」と呼ばれる養育ロボットに育てられている髪の長い少女。氷でできた薄暗い世界で、たくさんの「おとうさん」に育てられている少年。大人になるということが、独特の世界観で描かれます。

「わたしは、わたし以外の『だれか』に会いたい!」

「この中のだれでもいい、目を覚ましてぼくと話をしないかな。」

ふたりは、期せずして「ドーム」に乗り、湖に招かれます。そこで彼らを待っていたのは……。

三鷹の森ジブリ美術館の「小さなルーブル美術館展」、実写映画美術の技術でアニメーション映画の世界を三次元に建ち上げた「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」、また映画「思い出のマーニー」とその展覧会「思い出のマーニー×種田陽平展」、現在中国で大ヒット上映中の「モンスターハント〜捉妖記〜」などの仕事を通して、子ども向けの作品を作る楽しさを知り、経験値を高めてきたと語る種田陽平が、この本のために40点にのぼるイラストレーションを描き下ろしました。作家・野山伸のシンプルで、研ぎ澄まされた文章とのコラボレーションを、どうかご堪能ください。



公式サイトとyoutubeで「ステラと未来のガイドマップ」をご覧いただくことができます。 あわせてお楽しみください。
 『ステラと未来』公式サイト「ステラと未来のガイドマップ」
 youtube講談社チャンネル「ステラと未来のガイドマップ」
著者:原案・絵 種田陽平 文 野山 伸
発行:講談社
発売:2015年9月11日刊行 サイズ : A5判カラー128ページ 定価 : 1500円(税別) ISBN 978-4-06-219678-9

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2015/09

[Exhibition]

「思い出のマーニー×種田陽平展」愛・地球博記念公園にて開幕

2014年のスタジオジブリのアニメーション映画『思い出のマーニー』の世界を展示した「思い出のマーニー×種田陽平展」が、愛・地球博記念公園(モリコロパーク/地球市民交流センター体育館)で9月12日より開幕します。

今回は、「ジブリの大博覧会〜ナウシカからマーニーまで〜」と同時開催。 スタジオジブリのアニメ空間の中で、種田陽平が誘う「マーニーの世界」。存分にお楽しみください。

なお、開幕日の9月12日(土)には、10時から種田陽平のガイドによる展覧会ツアー、13時から種田陽平のサイン会が行われます。

予約など必要ございませんが、展覧会のイベント情報サイトにてご確認ください。お待ちしています!

開催期間 : 2015年9月12日(土)から11月8日(水)まで

会場:愛・地球博記念公園(モリコロパーク/地球市民交流センター体育館)
愛知県長久手市

 『思い出のマーニー×種田陽平展 』展覧会ツアー&サイン会情報
 『思い出のマーニー×種田陽平展 』公式HP

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2015/07

[Film]

ファンタジー映画『Monster Hunt ~捉妖記~』香港・中国で公開


中国映画初の家族向けファンタジー映画で、かわいいモンスターが主役です。CGのクオリティも高く、世界に通用する娯楽映画になったと思います。日本でも公開されると嬉しい。—–種田陽平


実写とアニメーションのハイブリットファンタジー映画、『MONSTER HUNT 〜捉妖記〜』が夏休み作品として、7月16日、香港、中国にて好発進。ドリームワークスに長らく在籍し、『シュレック」シリーズ等でアニメーターや監督として映画をつくってきたラマン・ホイ監督の実写映画デビュー作です。
『グリーンディスティニー』『ヒーロー』『ラバース』で有名なビル・コン プロデューサーのもと、インターナショナルなキャスト、スタッフが集められた中国映画で、日本からは種田陽平がプロダクション・デザイナーとして参加し、妖怪が息づく古代中国の世界をつくりあげました。
アニメーション映画出身の監督らしく、妖怪たち、特に赤ちゃんの妖怪王のキャラクター「フーバ」が魅力的で人気を博しています。



主演: バイ・バイホー、ジン・ボーラン、エリック・ツァン、サンドラ・ン

監督: ラマン・ホイ

脚本: アラン・ユン 、ラマン・ホイi

撮影監督: アンソニー・パン

美術監督: 種田陽平

コスチューム・デザイナー: イー・チョン・マン

製作・世界配給: Edko Films Limited


予告篇、こちらからどうぞ。
 『MONSTER HUNT~捉妖記』予告篇

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2015/04

[Exhibition]

『思い出のマーニー×種田陽平展』4月3日より 愛媛県美術館で開幕

2014年のスタジオジブリのアニメーション映画『思い出のマーニー』の世界を展示した「思い出のマーニー×種田陽平展」が愛媛県美術館で4月3日より開催されます。

映画の公開を記念して江戸東京博物館で開催された展覧会をグレードアップ、初公開となるイメージボードや背景画に加え、作画監督や美術のデスクの再現など、アニメーション映画製作のエッセンスを詰め込んだ空間も展示されます。

種田陽平が誘うスタジオジブリ「アニメーションの空間」、ぜひ、お楽しみください。


開催期間 2015年4月3日(金)から6月7日(日)まで

展覧会公式ホームページ
 『思い出のマーニー×種田陽平展 』


会期:
2015年4月3日(金)〜6月7日(日)まで
会場:愛媛県美術館

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2015/01

[Film]

『The Hateful Eight』テルライドで撮影開始

あけましておめでとうございます。
コロラド州のテルライドから、新年のご挨拶を申し上げます。

昨年秋から準備をしてきた映画Q.タランティーノ監督の『The Hateful Eight』、標高3000mの高山につくったセットに機材が持ち込まれ、役者たちが集結。いよいよセットでの撮影開始です。
去年の正月はスタジオジブリのアニメーション製作の只中で、夏の北海道をつくっていました。
今は零下の雪景色の中でまったく異なる世界をつくっています。
この映画は今年の秋、アメリカで公開予定です。日本での公開も楽しみにしていて下さい。
————種田陽平


The Hateful Eight
クエンティン・タランティーノ監督
撮影監督 ボブ・リチャードソン
美術監督 種田陽平


 『The Hateful Eight facebook』

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2014/11

[Publication]

月刊誌『GHOETE [ ゲーテ]』1月号 映画空間術第11回

種田陽平の映画空間術 第11回 GOETHE1月号
『スガラムルディの魔女』
『西遊記〜はじまりのはじまり』
主人公を待ち受けるおとぎ話の空間

「おとぎ話」から僕が連想するのは、国民性、土着性、宗教性、時代背景が濃密で、子供向けとは限定しにくいダークサイドが垣間見えてくる世界だ。最近のアメリカ製「ファンタジー」世界とはちょっと趣きが異なる。大人でも楽しむことができるそんな「おとぎ話」をベースにした映画で、近年の東西のNo.1が揃った感があるので今回は2作、紹介したい。
————種田陽平


現在、店頭にて発売中の「GOETHE」[ゲーテ]1月号掲載の映画空間術第11回。「アメリカ映画がCG技術に頼りすぎて忘れてしまった大切な何かがある」新作娯楽映画2本を紹介しています。「大人でも子供に戻った気分で、わくわくしたまま劇場を出ることができる」「みんながよく知っている魔女や孫悟空が背負う物語の中で、イグレシア監督とチャウ・シンチー監督が自由に暴れ回っている感じがとてもいい」とも述べています。

また、12月号の第十回映画空間術では、クリストフ・ガンズ監督の『美女と野獣』を取り上げました。こちらもフランスの「おとぎ話」がベースとなった映画で、CG技術満載ですが種田は「セットが絵画のようなCGに包まれて」「絵画的な平面性がこの映画全体をアニメ的な雰囲気で満たしてファンタジー世界を成立させている」と述べています。ガンズ監督が愛する60年前の大映映画や、宮崎駿監督作品からの引用も指摘しています。

種田のエッセイ、そして、劇場にてこの3作の娯楽映画の素晴らしい映画空間を楽しんでいただけましたら、幸いです。

なお、種田は現在アメリカにてクエンティン・タランティーノ監督の新作の準備に入りました。そのため映画の撮影が終わり帰国するまで、この連載をお休みさせていただくことになりました。
連載を読み継いでくださったみなみなさま、ありがとうございました!



連載エッセイタイトル:種田陽平の映画空間術
掲載誌:『GHOETE [ ゲーテ]』(幻冬舎)1月号


 『GOETHE [ゲーテ] 』

GOETHE 11回

2014/10

[Book]

伝説の映画美術監督たち×種田陽平

かつて、映画美術の巨匠アレクサンドル・トローネルは「映画のセットは建築ではない、光だ」と語った。それは「ライティングによってセットが浮かび上がり、映画の中で息づいて見える」という意味であったが、今、僕は言い換えたい。「映画美術自体が光を放ち、息づいている」と。
————種田陽平 『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』プロローグより


映画史に残る美術監督たちの輝かしい仕事の数々。日本映画の黄金時代より綿々と引き継がれてきた映画美術の技術、哲学、そしてエッセンス。

本書は、2006年から2007年にかけて「キネマ旬報」誌に連載された種田陽平による美術監督たちとの対談に加筆、再構成を施したものです。連載終了後も、世界のトップクラスの美術監督の一人であるダンテ・フェレッティにイタリアの巨匠たちとの仕事からハリウッド作品における仕事について、またアニメ映画の重鎮、高畑勲監督にアニメーション美術を語って頂くことができました。さらに、伝説の美術監督たちが師と仰ぐ美術監督たちも取り上げ、日本映画美術の歴史を見渡すことができる一冊となりました。


映画ファンの皆様、映画の仕事をしている皆様、映画の仕事をしたい皆様、映画を愛する皆様に楽しんで頂けましたら幸いです。



詳しくは下記サイトをご覧下さい。
 『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』
著者:種田陽平
構成&text :金原由佳/轟夕起夫
発行:スペースシャワーネットワーク
発売:2014年10月24日
定価:4700円+消費税
ISBN 978-4-907435-28-8
B5サイズ 256P

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2014/08

[Publication]

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に種田陽平が登場



種田陽平が美術監督として全カットの美術を手がけた初のアニメーション映画『思い出のマーニー』。

北海道ロケハンを終え、種田がこの映画のメイン舞台となる「湿っ地屋敷」の最初のイメージ画を描いたのが2013年の8月でした。

映画の公開までほぼ2年。種田は、舞台となる架空の海辺の村のランドスケープを決め、実写映画美術の手法をスタジオジブリに持ち込みながら、海や湿地、森、空などの自然から建物、さらにインテリアの細部まで、スタジオジブリの美術部とともに映画の世界を描き出していったのです。

さらにこの映画は映画美術展『思い出のマーニー×種田陽平展』にもなり、2次元の世界を3次元に建ち上げるという仕事も加わりました。

『思い出のマーニー』の現場にはある時期からNHKのカメラが入り、Perfumeの「ClingCling」のPVの現場にもカメラは追ってきました。

この番組を通して映画美術に興味を持って頂き、映画館に、展覧会に足をお運び頂けましたら大変嬉しいです。


番組名 : NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

放送予定:8月25日月曜日 NHK総合 22時〜22時48分
再放送予定:8月29日金曜日 NHK総合 0時40分〜1時48分(木曜深夜)

詳細は下記ホームページにてご確認下さい。

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀公式ホームページ 放送予定

2014/08

[Exhibition]

『思い出のマーニー×種田陽平展』種田陽平ギャラリートーク



スタジオジブリ最新作、映画『思い出のマーニー』。
映画美術展「思い出のマーニー×種田陽平展」も開催中です。

8月最後の金曜日の夜、種田陽平によるギャラリートーク&サイン会が開催されることになりました。
映画と本展覧会の美術監督をつとめた種田ならではの展示ガイドで、一般のお客様向けのものとしては初めてとなります。
是非、この機会に展覧会にお越し下さい。

日程 : 8月29日(金)
19時10分 江戸東京博物館 1階展示室入口前集合
19時15分より19時45分 ギャラリートーク
19時50分より20時20分 サイン会

事前予約などは不要ですが展覧会の観覧券が必要です。
会場:江戸東京博物館
なお当日は21時まで開館しております。 (会期中、9月15日まで、金曜日は21時まで、土曜日は19時30分まで開館。入館は閉館の30分前まで。)

詳細は下記ホームページにてご確認下さい。

『思い出のマーニー×種田陽平展』公式ホームページ

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2014/08

[Publication]

角川oneテーマ21『ジブリの世界を創る』7月31日発売

ぼくが見た限りでは、ビジネスとして絵を描いているような人はジブリには一人もいません。作画チームも、美術チームも、自分の帰宅時間が遅くなってもクオリティーを優先させていました。みんな、もう少し頑張ればもっといいものができると信じていたんです。
 何かを犠牲にして仕事に打ち込むことが必ずしもいいとは限りませんが、純粋に「いいものを作りたい」と思っている彼らの情熱は、映画を作る人間にとって最も大事なものの一つであることは間違いありません。
————種田陽平 『ジブリの世界を創る』第2章 アニメの世界を創るより


映画『思い出のマーニー』で美術監督として全カットに関るアニメーション映画美術に挑戦した種田陽平。
『思い出のマーニー』とその美術展『思い出のマーニー×種田陽平展』の制作の裏側を明かし、映画美術の仕事につくまで、また実写映画美術の仕事の極意について、えっ、ここまで話してしまっていいの? というくらい率直に語っています。
『思い出のマーニー』の米林宏昌監督との特別対談、カラー口絵で制作の過程がわかるイラストレーションや写真も納められています。

目次: 第1章 スタジオジブリとの出会い
第2章 アニメの世界を創る
第3章 美術監督という仕事
第4章 映画の世界に生きる
特別対談 種田陽平×米林宏昌(『思い出のマーニー』監督)



 KADOKAWA oneテーマ21『ジブリの世界を創る』
発売:2014年7月31日
定価:税込864円
ISBN 978-4-041020777-7-C0295
新書判

電子書籍もこちらよりご購入頂くことができます。
 『ジブリの世界を創る』電子書籍

ジブリの世界を創る2

2014/07

[Exhibition]

『思い出のマーニー×種田陽平展』7月27日より開幕

映画『思い出のマーニー』の美術展『思い出のマーニー×種田陽平展』が始まります。
多勢の方にご来場頂いた『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』と違い、今回は映画の方の美術監督も努めておりますので、いっそう映画の内容に根ざした展示を実現できたと思います。 ————種田陽平


『思い出のマーニー×種田陽平展』は「立体物」と「絵画」の展覧会です。
「立体物」としては、海辺の「湿っ地屋敷」、ヒロインたちが遊ぶ漁師小屋、秘密を打ち明け合う森のジオラマの他、湿っ地屋敷の石造りのゲートと青い窓のマーニーの部屋、そして映画のクライマックスシーンの舞台となるサイロのセットなどがあります。

そして、それらの立体物の中に大切に飾られているのが、人の手で描くジブリ美術と実写映画の種田の美術が融合した背景画、米林宏昌監督の絵コンテ、種田が描いた杏奈のスケッチなどの「絵画」なのです。

Wヒロインを声で演じた女優陣によるオーディオガイドとともに会場を回れば、まさに映画の世界をまるごと体験して頂くことができます。ヒロイン杏奈とともにマーニーとマーニーの秘密を見つけて下さい。

みなさまのご来場、心よりお待ちしています。


展覧会『思い出のマーニー×種田陽平展』公式ホームページ
 『思い出のマーニー×種田陽平展 』

会期:2014年7月27日(日)〜 2014年9月15日(月・祝)

会場:江戸東京博物館

なお、種田陽平がコンセプトデザイナーをつとめました『ジブリの立体建造物展』も好評開催中。是非、こちらもご覧下さい。
 『ジブリの立体建造物展』

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2014/07

[Film]

『思い出のマーニー』7月19日より公開

スタジオジブリの美術部とともに2年近くかけ、杏奈とマーニーという二人のヒロインのための世界づくりに取り組んできました。杏奈の心情を映し出す空、北海道の自然と空気感、杏奈が生きる現実世界、マーニーが現れる湿っ地屋敷やサイロなどの異世界を楽しんで頂けたら嬉しいです。————種田陽平


種田陽平が押井守監督の『イノセンス』をプロダクションデザイナーとして手がけてから約10年、『小さなルーブル美術館展』『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』など展覧会のコラボレーションを経て、スタジオジブリとがっぷり四つに組んだ米林宏昌監督最新作『思い出のマーニー』がついに7月19日、公開となりました。

原作は宮崎駿監督によって選ばれた英国の児童文学。舞台は英国のノーフォークから日本の北海道に置き換えられました。

スタジオジブリの手描きの美術と種田の実写映画美術が融合し、これまでのジブリ作品とはまた違う魅力をたたえた世界が表現されています。是非、映画館の大きな画面でお楽しみ下さい。


映画『思い出のマーニー』公式ホームページ
 『思い出のマーニー 』

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2014/03

[Film]

曹操暗殺 三国志外伝 3月22日より公開

三国の時代の映画の美術を手がけることは、中国はもちろん「三国志」の人気が高い日本でも特別なことだと思う。曹操を演じたチョウ・ユンファ、暗殺者役の玉木宏さん、そしてチャン・イーモウ組のメインスタッフと仕事できたことは素晴らしい体験だった。銅雀台のセット、必見です。ーーーーー種田陽平


映画が制作された中国本土、また中国語圏で2012年秋に公開され好評を博した『銅雀台』は、種田陽平が美術監督をつとめた中国映画の一作ですが、この度上映タイトルを『曹操暗殺 三国志外伝』に改め、3月22日より日本での公開の運びとなりました。

魏の開祖・曹操が造営した宮殿・銅雀台を舞台に、曹操暗殺を企む暗殺集団から送り込まれた女と曹操の情愛と駆け引きを縦糸に、歴史、政治、男女の、そして親子の情愛を横糸に織り込んだ意欲作です。監督は中国CF界の奇才、趙林山(チャオ・リンシャン)。

種田は『The Flowers of War ; 金陵十三釵』 (チャン・イーモウ監督)で一緒に仕事をした撮影監督らと本作で2度目のコラボレーションを果たしました。陰影ある美しい映像と奥行きのある美術がつくり出す三国の世界、是非映画館でお楽しみ下さい。



 『曹操暗殺 三国志外伝 』
監督:チャオ・リンシャン(趙林山)
出演:チョウ・ユンファ、リウ・イーフェイ、アレック・スー、玉木宏ほか
長春電影製片廠 西安共和影業 華夏影業

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2014/01

[Publication]

種田陽平の映画空間術 『GOHETHE [ゲーテ]』3月号より連載開始

『小さいおうち』玄関は物語の入り口
映画美術には「リアル」や「虚構」を生み出す以外に、「ドラマを盛り上げる」という重要な役割もある。山田洋次監督の新作『小さいおうち』における役者と空間の共演が生むカタルシスはみごとだ。

————種田陽平


月刊誌『GHOETE [ ゲーテ]』3月号から「種田陽平の映画空間術」という映画に関するエッセイの連載が始まります。

第一回で種田が取り上げたのは山田洋次監督の新作『小さいおうち』(原作/中島京子 出演/松たか子、黒木華、倍賞千恵子)です。
映画の美術監督は映画の世界観をつくり出すのが仕事と言えますが、このエッセイにおいて種田は美術監督ならではの「映画空間術」を駆使、映画を楽しむ新しい視点をあぶり出していきます。

エッセイでご紹介する新作を劇場で観て頂き、さらにテーマに添って選んだ旧作もDVDなどで楽しんで頂けましたら幸いです。



連載エッセイタイトル:種田陽平の映画空間術
掲載誌:『GHOETE [ ゲーテ]』(幻冬舎)3月号より 定価(税込) : 750円


 『GOETHE [ゲーテ] 』
 映画『小さいおうち』

GHOETHE3月号表紙

2013/12

[Graphic]

恩田陸新作『雪月花黙示録』 装丁でコラボレーション

恩田陸さんの世界は、映画的想像力を刺激する力を持っている。
新作『雪月花黙示録』でも、映画にアプローチするようなゴシック・ジャパンという世界観が描き出されていた。
「この小説を映画化するとしたらどんなイメージにしたいか」という観点から装丁デザインに挑んだ。
色彩あふれる表紙の鞘があって、その鞘からメタリックな本を引き抜くという行為を入れてみた。そして本を開くと新たな展開が・・・。
まずは書店で実際に手に取って中を広げてみてほしいと思います。

————「装丁美術監督」種田陽平


「タランティーノの『キル・ビル』を観たときから、この本の装丁は、絶対、種田さんにお願いしたかった」という恩田陸さんのリクエストを受け、ベストセラー作家と美術監督である種田陽平のコラボレーションが実現。
恩田さんが描き出す「玉手箱」のような物語世界を仕掛けのある装丁で包みました。


書籍タイトル:『雪月花黙示録』
著者:恩田陸 発売日 予定 : 12月26日
定価(税込) : 1680円
体裁 :  四六判上製/スリーブ仕様


 角川書店ニュースリリース 美術監督・種田陽平が初めて本の装丁を手がける!!ベストセラー作家・恩田陸との華やかでキッチュで贅沢なコラボレーション作品

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2013/11

[Exhibition]

種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展 ギャラリートーク 第二弾

前回同様、アドリブ満載でご案内させて頂きます。
会場でお会いしましょう!
————種田陽平


11月2日に行われた「上野の森美術館」で開催中の「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」種田陽平のギャラリートークにいらして下さった皆様、雨の中お越下さいまして、本当にありがとうございました。
好評につき第二弾が開催されることになりました。
種田陽平による映画美術制作の裏話、どうぞお楽しみに。


日程 : 11月9日(土) 17:00スタート。(1時間の予定です。)
事前予約などは不要、
展覧会会場にスタート時刻までにご入場下さい。
ギャラリートーク終了後、種田陽平の書籍、展覧会図録を会場にてご購入下さいました皆様には種田陽平がサインをさせて頂きます。
会場:上野の森美術館


種田陽平的による三谷幸喜映画の世界観展 清須会議までの映画美術の軌跡、そして・・・インフォメーション

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2013/10

[Exhibition]

種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展 ギャラリートーク 

音声ガイドには納めきることができなかったお話もさせて頂きます。
秋の上野、散策がてら美術館にお立ち寄り下さい。
                       ————種田陽平

「上野の森美術館」で開催中の「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」
種田陽平のギャラリートークが開催されることになりました。
会場にてお待ちしております。

日程 : 11月2日(土) 17:00スタート。(1時間の予定です。)
事前予約などは不要、
展覧会会場にスタート時刻までにご入場下さい。
会場:上野の森美術館


種田陽平的による三谷幸喜映画の世界観展 清須会議までの映画美術の軌跡、そして・・・インフォメーション

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2013/08

[Exhibition]

種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展 『清須会議』までの映画美術の軌跡、そして・・・

映画美術は映画のための世界観、つまり「偽りの空間」をつくる。その空間をセットにして、映画の中で展開する物語に現実味を持たせることが美術の重要な仕事の一つだ。三谷幸喜さんは物語のための映画のセットをとても大事にしてくれる映画監督である。CG全盛の時代にあって三谷映画独特の「役者と共演する映画美術」、そのディテールを、海外作品での仕事と併せ皆様にご覧頂けることを大変嬉しく思います。————種田陽平


種田陽平が美術を担当した三谷幸喜監督作品に『THE有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』そして新作『清須会議』(11月9日公開予定)があります。三谷映画特有の世界観と、その世界観をつくりあげる映画美術の仕事を紹介する展覧会が、この秋、「上野の森美術館」で開催されることになりました。

迷路のようなホテルアヴァンティ、「映画のセットみたい」と登場人物が呟く守加護市パラダイス通り、幽霊が証人として召喚される法廷、そして「会議」という名の「戦」が行われる16世紀の清須城・・・これらのメインセットに加え、屋内外の様々なセット・空間デザイン、それらを内包する街や村全体のデザイン、タイトル、クレジットタイトルなどのグラフィックデザイン、オープニングクレジットタイトルロール、装飾、小道具、そしてDVDパッケージデザイン・・・種田によるこうした映画美術の仕事が三谷映画特有の世界観をつくりあげ、物語を支えてきました。

セット製作のための資料や実際に撮影に使われた模型、装飾、小道具、セットの一部の再構築など映画美術の展示を通し、三谷映画の世界観の多様性と楽しさを、展覧会場で体感し、また追体験して頂くことができる展覧会となります。

さらに同会場には、プロダクション・デザイナーとして参加してきた海外作品『キル・ビル Vol.1』(クエンティン・タランティーノ監督)、『セデック・バレ』(ウェイ・ダーション監督)、『The Flowers of War ; 金陵十三叙』(チャン・イーモウ監督)、『Man of Tai Chi;太極侠』(キアヌ・リーブス監督)において巨大なセット、街、村などのグランドデザインをつくりあげてきた種田の映画美術の仕事も展示されます。

「役者と共演する映画美術」、この秋、是非、美術館にてご覧下さい。



種田陽平的による三谷幸喜映画の世界観展 清須会議までの映画美術の軌跡、そして・・・
会期:2013年10月12日(土)〜 2013年11月17日(日)会期中無休
会場:上野の森美術館

 映画『清須会議』

チラシ表

2013/07

[Film]

キアヌ・リーブス初監督作品『Man of Tai Chi 太極侠』7月5日より中国で公開

キアヌ・リーブスは映画の構想を話すとき子どものようになる。無邪気で、素直で、真剣だ。しかし、監督として撮影に入るとシリアスになった。役者を見る眼差しも厳しい。30年以上も役者の道を歩んでいるから。自分で演技もしなくてはならないときはさらにナーバスになっていた、と思う。 『リトル・ブッダ』でブッダ役にキアヌを起用したベルトリッチ監督はその理由を、彼には「インポッシブル・イノセンス」があるからと答えたそうだが、本当に本当にキアヌ・リーブスはイノセントな監督であった。僕は彼の「イノセントな情熱」に寄り添って1年間仕事をしてきたのだ。 その映画『Man of Tai Chi 太極侠』がついに公開となる。この映画のためにつくりあげた美術セットは『KILL BILL Vol.1』以来、久々の「闘いの場」となりました。日本の公開が待ち遠しいです。 ————種田陽平


世界的な俳優、キアヌ・リーブスが自身の企画『Man of Tai Chi 太極侠』を監督しました。

『マトリックス』シリーズで鮮烈なアクションを演出したユエン・ウーピンをアクション監督に、彼の弟子であるタイガー・チェンを主役に迎え、『トワイライト』の撮影監督エリオット・デービスをハリウッドから、そしてプロダクション・デザイナー種田陽平を日本から招聘した本作は、準備、撮影、仕上げに1年以上かけたアクション娯楽映画です。

古き良き時代を、払い落としながら疾走する北京。その北京で太極拳という伝統的な拳法を学び、守り、その教えに従い生きていこうとする主人公(タイガー・チェン)と、アンダーグラウンドで格闘技ゲームをプロデュースし、実業家でありながら法を侵すこともためらわない冷酷な男(キアヌ・リーブス)の闘いを描きながら、伝統と発展のバランスを保つことの大切さ、そして難しさを、監督キアヌ・リーブスは問うています。

撮影は北京、香港で行われ、アメリカ、中国、香港、日本、オーストラリアなど様々な国籍の人間が参加しました。本作は、まず中国で、冬には米国で公開となります。機会がありましたら、是非、ご覧下さい。


『Man of Tai Chi)』
監督:キアヌ・リーブス
出演:タイガー・チェン(陳虎)、キアヌ・リーブス、カレン・モクほか
China Film Group, Company Films, Dalian Wanda Group & Village Roadshow Picture

 IMDb Man of Tai Chi

 Man of Tai Chi 予告編

kinopoisk.ru

2013/05

[Commercial Film]

アサヒスーパードライ CRANK UP篇 TV OA中

このCMの仕事の依頼を受けた時、僕は北京にいて、ジョン・ウー監督はロサンゼルスにいた。電話での打ち合わせとなった。
「ビールの金色を表現するために、タイの夕方を金色のイメージで撮りたい。だから、マーケットのセットはその雰囲気に合うようにしてください」というリクエストだった。
タイの屋台は青や赤の色が多いが、僕は夕陽とマッチするように屋台の天幕を透過性のある黄色、黄土色の生地を使い、黄色いマーケットをつくることにした。ハリウッドからやってきた撮影監督のマウロ・フィオーリはこの黄色に光線が差し込んでさらに暖色になるようにライティングを施した。
ジョン・ウー監督は久々の撮影とのことで緊張気味。僕に小声でささやいた。「映画は40本以上撮ってるけど、実はCMを監督するのは初めてなんだ……」
つまり、監督は初めてのCMに僕を美術に指名してくれたのだ。とても光栄なことだった。————種田陽平


現在、TVで放映中のアサヒスーパードライ CRANK UP篇。シリーズをリードする福山雅治さんが、マーケットのオープンセットでアクション映画のクランクアップ(撮影終了)の瞬間を迎えるという設定です。撮影はタイのバンコクで行われました。このCMは香港で「男たちの挽歌」シリーズなどで名を馳せ、ハリウッドに招かれて撮った「フェイス・オフ」「M:I-2」「レッドクリフ part1, part2」などの映画を大ヒットさせてきた巨匠ジョン・ウー監督の手によるものです。

TVでのOAの他、ASAHI MOVIE CHANNELでも観て頂くことができます。ジョン・ウー監督も監督自身を熱演、映画の撮影現場さながらの緊張感と熱気溢れるCMです。


『アサヒスーパードライ CRANK UP篇 15秒 30秒』
監督:ジョン・ウー(吴 宇森)
出演:福山雅治
©ASAHI BREWERIES, LTD.

 ASAHI MOVIE CHANNEL アサヒスーパードライCM CRANK UP篇 15秒

 ASAHI MOVIE CHANNEL アサヒスーパードライCM CRANK UP篇 30秒

アサヒスーパードライ CRANK UP篇

2013/04

[Film]

台湾映画『セデック・バレ』4月20日より公開

台湾は南国の明るい島というイメージが強いですが、実は深い森を持る高い山連なる山岳国でもあります。僕と日本映画美術チームは、その山中に、日本統治下の日本人街「霧社(むしゃ)」や台湾の先住民族であるセデック族の暮らす「馬赫坡(まへぼ)」村などを建築しました。長い時間を労力かけて台湾の映画人とともにつくりあげた、異なる民族の文化と信仰の激突の物語を支える世界観を、日本での公開が決まったことで日本のみなさまにも広く観て頂けることになりました。大変嬉しく思っております。————種田陽平


4月20日より日本で公開となるこの映画は、日本統治下の台湾で1930年に発生した山岳民族セデック族による霧社事件を題材に、一族の悲劇的な運命を史実に基づき壮大に描き出したものです。ウェイ監督が長年暖めてきた企画で、2009年の秋に撮影に入ってから、何度か資金を集め直しながら撮影を続け、終了したのは2010年の秋でした。

実際に先住民族の血を引く役者たち、日本から参加した役者たち、台湾スタッフはもとより日本、香港、韓国と国際色豊かな全スタッフの使命感を支え、映画の全てを束ねたウェイ監督の才能、情熱と力は、映画のスクリーンからほとばしるようです。

2011年の台湾での公開では、監督自身がうちたてた前作の『海角七号 君想う、国境の南』の記録を塗り替える空前の動員数を記録し、まさしく台湾の国民映画となりました。今回の日本での公開は、台湾のオリジナルヴァージョンで、「第一部 太陽旗」「第二部 虹の橋」の2部構成となっております。国際的にも高い評価を得たアクション娯楽大作です。ぜひ、この機会に劇場でご覧下さい。


『 セディック・バレ(賽德克・巴萊)
監督:ウェイ・ダーション(魏德聖)
出演:リン・チンタイ、ダーチン、安藤政信、マー・ジーシアン、ビビアン・スー、木村祐一ほか
Central Motion Picture Corporation & ARS Film Production / Taiwan

 『セデック・バレ』オフィシャルウェブサイト

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2012/11

[Publication]

FilmCraft : Production Design

映画作りにおける様々な分野の仕事を紹介する「FilmCraft」シリーズの美術部門である「FilmCraft : Production Design」(著者:Fionnuala Halligan/出版:英国 Ilex Press, US Focal Pres)がイギリスとアメリカで出版された。Ken Adam, Stuart Craig, Dante Ferrettiら高名な美術監督とともに、種田陽平も選ばれインタビューを受け、イラストレーション、スチール写真、模型、コンセプトアートワークなどでこれまでの仕事が紹介されている。

 amazon : 「FilmCraft : Production Design」UK版
 amazon : 「FilmCraft : Production Design」US版

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2012/11

[Others]

乃木會館、豊明(とよのあかり)リニューアルデザイン

種田陽平がデザインを担当した、東京・乃木坂にある結婚式場、乃木會館の会場「 豊明(とよのあかり)」がリニューアルオープンされた。
和のテイストにアールデコを取り入れ、明治大正期のモダニズムを表現。四方を四季で表現した会場は、ダイナミックな絵柄が特徴的で、平成の「和魂洋才」を存分に感じられる会場となっている。

 乃木會館「豊明(とよのあかり)」

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2012/10

[Exhibition]

種田陽平的電影世界展(種田陽平映画美術展)in 台湾、台北市にて開催

種田陽平の映画美術の世界を体感できる展覧会が台湾、高雄市に続き台北市にて開催される。
2010年東京都現代美術館での開催後、松山市、神戸市、長岡市を巡回し70万人以上を動員した『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』の台湾ヴァージョン。『スワロウテイル』『不夜城』などの初期の作品から『KILL BILL Vol.1』を経て、最新作『Man of Tai Chi』(キアヌ・リーブス監督)までの種田陽平の映画美術が紹介され、スタジオジブリのアニメーション映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界をセットに建ち上げた「アリエッティの部屋」も展示される。

種田陽平的電影世界展(種田陽平映画美術展)in 台湾
会期:2012年10月27日(土)〜 2013年2月17日(日)
会場:台北市政府松山文創意園區/Songshan Cultural Park

 台北市政府松山文創意園區

Taiwan DM-0530

2012/10

[Exhibition]

小小羅浮宮展(小さなルーヴル美術館展)種田陽平的美術世界展 in 台湾、台北市にて開催

2008年三鷹の森ジブリ美術館、2010年メルシャン軽井沢美術館にて開催され好評を博した『小さなルーヴル美術館展』の台湾ヴァージョンが高雄市に引き続き台北市で開催される。この展覧会では種田陽平の映画美術以外の仕事の紹介もされる。

小小羅浮宮展(小さなルーヴル美術館展)種田陽平的美術世界展 in 台湾
会期:2012 年10 月6 日(土)〜2013 年1 月8日(火)
会場:台北国立歴史博物館

 台北国立歴史博物館

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2012/09

[Film]

中国映画『銅雀台』9月26日より中国で公開

種田陽平が美術監督をつとめた『銅雀台』が9月26日より中国で、9月27日より香港、シンガポールで公開。三国の時代、曹操の晩年における、暗殺、愛情、親子の情愛を描いた意欲作。監督は中国のCF界の奇才、チャオ・リンシャン(趙林山)。

『 The Assassins; 銅雀台
監督:チャオ・リンシャン(趙林山)
出演:チョウ・ユンファ、リウ・イーフェイ、アレック・スー、玉木宏ほか
長春電影製片廠 西安共和影業 華夏影業

 香港版予告編(YouTube)

The Assassins

2012/06

[TV Program]

『カンブリア宮殿』セットリニューアル

2006年の放送開始より2012年6月21日の放送回まで、村上龍さんが日本の経済人を招きインタビューしてきたのは遺跡のような、だまし絵のような種田陽平のセットだった。2012年6月28日からは、種田の「未来的で、光に溢れた空間」というコンセプトに基づきデザイン・制作された新セットでのオンエアとなる。

 日経スペシャル『カンブリア宮殿』
テレビ東京系列にて毎週木曜日よる10時~10時54分放送

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2012/06

[Exhibition]

種田陽平的電影世界展(種田陽平映画美術展)in 台湾、高雄市にて開催

種田陽平の映画美術の世界を体感できる展覧会が台湾、高雄市芸術特区にて開催される。
2010年東京都現代美術館での開催後、松山市、神戸市、長岡市を巡回し70万人以上を動員した『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』の台湾ヴァージョン。『スワロウテイル』『不夜城』などの初期の作品から『KILL BILL Vol.1』を経て、最新作『Man of Tai Chi』(キアヌ・リーブス監督)までの種田陽平の映画美術が紹介され、スタジオジブリのアニメーション映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界をセットに建ち上げた「アリエッティの部屋」も展示される。

種田陽平的電影世界展(種田陽平映画美術展)in 台湾
会期:2012年6月23日(土)〜 10月14日(日)
会場:高雄市藝術特区駁二/Kaohsiung City Arts Zone Pier-2 C1&C2倉庫

同時開催 種田陽平美術展 小さなルーヴル美術館展 Pier-2 P2倉庫
2012年10月には台湾、台北市でも開催予定。

 高雄市政府藝術特区 C1+C2/售票 種田陽平的電影世界

Kaohsiung, Cinema Arts

2012/06

[Exhibition]

小小羅浮宮展(小さなルーヴル美術館展)種田陽平的美術世界展 in 台湾、高雄市にて開催

2008年三鷹の森ジブリ美術館、2010年メルシャン軽井沢美術館にて開催され好評を博した『小さなルーヴル美術館展』の台湾ヴァージョンが台湾、高雄市芸術特区にて開催される。この展覧会では種田陽平の映画美術以外の仕事の紹介もされる。

小小羅浮宮展(小さなルーヴル美術館展)種田陽平的美術世界展 in 台湾
会期:2012年6月23日(土)〜 9月16日(日)
会場:高雄市藝術特区駁二/Kaohsiung City Arts Zone Pier-2 P2倉庫

同時開催 種田陽平映画美術展 Pier-2 C1&C2倉庫
2012年10月には台湾、台北市でも開催予定。

 高雄市政府藝術特区 P2/售票 種田陽平的美術世界 小小羅浮宮

Kaohsiung, Petit Louvre

2012/03

[Graphic]

『ステキな金縛り』Blu-ray/DVD スペシャル・エディション
2012年5月25日発売

種田陽平が美術監督を手がけた映画『ステキな金縛り』のBlu-ray/DVD スペシャル・エディションが特典DVD付3枚組で2012年5月25日に発売予定。種田は本ディスクのパッケージデザインも担当。

『ステキな金縛り』(三谷幸喜監督)
Blu-ray/DVD スペシャル・エディション
2012年5月25日発売予定、下記サイトより予約受付中

 ASMART, AMUSE オンラインショップ:『ステキな金縛り』Blu-ray/DVD スペシャル・エディション

 amazon:『ステキな金縛り』Blu-ray スペシャル・エディション

 amazon:『ステキな金縛り』DVD スペシャル・エディション

A Ghost of a Chance

2012/03

[Publication]

朝日新聞・夕刊コラム【彩・美・風】エッセイ短期連載

2010年から中国映画、台湾映画に日本映画美術として参加してきた種田陽平。
その経験を記したエッセイの短期連載が、朝日新聞東京本社版、水曜・夕刊コラム【彩・美・風】にて始まる。

全4回 掲載予定
第1回 3月7日(水)第2回 3月14日(水)第3回 3月21日、第4回 3月28日(水)
朝日新聞 アスパラクラブ カルチャーCLUB【彩・美・風】

アスパラクラブ会員に登録(無料)するとお読み頂けます。
 第4回 映画美術、再び台湾へ
 第3回 映画美術、北京へ行く
 第2回 映画美術、南京へ行く
 第1回 映画美術、台湾へ行く

2012/03

[Graphic]

日本映画専門チャンネル オープニングタイトル

種田陽平がコンセプチュアル・デザインを担当した日本映画専門チャンネルの新ジングル(本編前オープニング映像)が3月3日より放送される。

  この「映画港町・シネポートタウン」には、撮影所もあるし、外国からの船も
  やって来ます。新しいシネコンもあるし、ドライブインシアターもあります。
  かつて映画に夢中になった大人たちのための、映画の町をつくりたかった。
  映画を愛していた、そして今でも愛し続けている大人たちに、ぜひこの町を
  訪れてほしいと思っています。                種田陽平

日本映画専門チャンネル オフィシャルウェブサイト
 http://www.nihon-eiga.com/tanedayohei/

Nihon EIga Senmon Channel

2012/02

[Publication]

わたしが子どもだったころ イチ!

種田陽平が2009年に出演したNHKの人気番組「わたしが子どもだったころ」が書籍化され、ポプラ社より2012年2月14日に発売となりました。

『わたしが子どもだったころ イチ!』
出版社:ポプラ社
定価:¥1155(税込)
ISBN-10:4591127486
ISBN-13:978-4591127483

 ポプラ社:わたしが子どもだったころ イチ!

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2012/02

[Notification]

Agency変更のお知らせ

日本における連絡窓口が変更となりました。新しい連絡先は以下になります。

有限会社 PPM
企画制作部 プロデューサー  安藤美和

〒150-0033  東京都渋谷区猿楽町29-9 ヒルサイドテラス D-23
TEL:03-5728-0770   FAX:03-5728-0776 MAIL:info@ppm-inc.co.jp


 CONTACT Agent (Japan)

2012/02

[Graphic]

All You Need Is Love

種田陽平がジャケットイラストレーションを担当したチャリティーシングルCD
『All You Need Is Love』が、3月7日に発売される。
坂本龍一と小林武史が中心となり、東北地方太平洋沖地震の復興プロジェクトとして<JAPAN UNITED with MUSIC>を立ち上げ、総勢30名のアーティストが無償で参加。シングルはビートルズ「All You Need Is Love」のカヴァーで、利益はすべて「子どもたち」をテーマとした基金に寄付される。

『All You Need Is Love』<JAPAN UNITED with MUSIC> 
オフィシャルウェブサイト
 http://www.japan-united-with-music.jp/

All You Need Is Love

2012/02

[Film]

The Flowers of War ; 金陵十三釵

種田陽平が美術監督をつとめた『 The Flowers of War ; 金陵十三釵』が、12月に中国全土で封切られ、現在大ヒット公開中。米国をはじめとする70カ国以上での公開が予定されている。
この映画は、第69回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた。

『 The Flowers of War ; 金陵十三釵
監督 : チャン・イーモウ(張芸謀)
主演 : クリスチャン・ベイル、ニーニー、渡部篤郎ほか
New Pictures Film Company/China

『The Flowers of War ; 金陵十三釵』オフィシャルウェブサイト  http://www.theflowersofwarthemovie.com/

TheFlowersofWar US poster